うつ病者だけど演劇だけは続けてきたのです
未だに自分探しやってます。
自分が何をやるべきか今まさに考えています。
と同時に、それがまだ見つかっていない自分に、生計をたてられていない自分に、
恥を感じます。
もう人生の折り返し地点を過ぎてしまい、これから全く新しいことをやるのも難しいということも感じています。
おふくろが、「お前はいつまで勉強やっているんだ」といいます。お稽古事はいい加減にしてなんでもいいから稼いで来いと言います。
なんかそんなんでも結果として生きてこれたのがぼくです。
ラッキーだったのだろう、ぼくは人としてインチキなのかもしれない、でもぼくは、そのときそのときで一生懸命生きてきたし、その時々のぼくにとって個々の選択はそうするほか仕方なかったことなのだと本当に思っています。決して怠けていたわけではないのです。
ぼくなりに挑戦してきたつもりです。
でもまあ、世間的に言えば、プラプラしているだけなのかもしれないし、結局何にも身に付かない半端ものなのかもしれません。
演劇は、ぼくの人生の中でおそらく一番長く付き合ってきたことで、やっぱり最後はこの最大の人生の相棒と、何かつるんでやるんじゃないのだろうかと思い始めています。
演劇なんて、大した才能もなく、努力もなく、ただ長々と付き合ってきただけのぼくだけど、でもやっぱ、これを通して自分をいかしていく道がぼくにとって一番自然なことなんじゃないかと思えてきました。
いまさらかもしれないけど、いま真剣に、演劇との付き合いとこれからを考えています。
これこそ非現実的な妄想なのだろうか。