人生悲喜こもごも

演劇、哲学、うつ、人間関係など、日々感じたり考えたことを書きます。

嫁の海外旅行、ちょと暗雲たちこめる

ニュージーランドに海外旅行中の嫁とは、ほぼ毎日ラインで話をしています。

いや~、便利ですね。通話代もかからないし、顔も見れるし。すばらしい。

 

嫁は好奇心旺盛な人です。英語の勉強がしたい!と言い出したので、評判のいい英語学校を勧めたら、すぐに入学して、勉強をはじめ、もう4年くらいたつでしょうか。英語力は、中学2年生から止まっているとのことでしたが(彼女は高卒です)、ついこの間、英検2級、TOEIC600点越えという偉業!?を達成してしまったのです。彼女の人生でいまが、一番英語力があるときでしょう。お勤めしながらその中で週2回地道に学校に通って勉強してここまできたのです。自分の興味持ったことにはかなり頑張り屋さんです。

 

それで英語学校で仲良くなったクラスメイトに誘われて、このたび、ニュージーランドに12日間行くことになったのです。

 

お相手のクラスメイトは、60代のセレブ主婦で、夫もリタイアし、子どももみな、独立して、現在は悠々自適な生活をしているひとです。年に数回海外にいくということで、仲良くなったうちの嫁を誘ってくれたわけです。彼女のお気に入りのニュージーランドの中でも一番いいところに案内してくれるとのことでした。

 

嫁はそのために大型連休をとったわけではなく、偶然にも、1月末で、勤めていた会社を退職して、2月はまるまるお休みして、3月から新しい職場で働くことになっていて、ちょうどタイミングがぴったり合ったのですね。それでめでたくニュージーランド行きがきまったのです。

 

ニュージーランドに行って、6日がたちました。ところが今日の話では、セレブ主婦とはいつも行動を共にしているわけですが、彼女の話が止まらないというわけです。寝ても覚めても、自分の話をし続けてくるらしいのです。あまりにも自分の話ばかりきかされて、かなり閉口しているとのことです。

 

わたしは今日のラインで、困ったことがあると切り出されたので、きっとホームシックにかかったのかなとおもったのですが、ちょっと違って、人間関係で困ったことになってしまったのですね。セレブ主婦が案内役だし、基本、宿での部屋も一緒なので、あんまりぞんざいな態度はとれないとのことですが、あまりにも自分の話ばかりをきかされて、後6日旅は残っているのだけど、最後まで付き合っていられるかしらと、不安におもっているとのことです。

 

ぼくは嫁に、君が感じていることは彼女に伝えて、少し距離を取った方がいいよと伝えました。そしたらさらに聞くと、自分の話をしてくるだけではなく、どうも、いろいろ指示してくるみたいなのです。嫁はおなか一杯なのに、これも美味しいから食べたら、みたいな感じで、お皿に勝手に乗っけてくるんだそうです。うちの嫁はもともと人から指示されるの嫌いだしなあ、なんか下手すると嫁と姑みたない関係になってしまっているんじゃないかとおもってぼくもちょと心配になってきました。

 

その点、ぼくのおふくろはできた人で、息子の嫁といっても他人のお嬢さんなんだから、安易におもったことを口にだしちゃだめなのよ、と気を付けているみたいです。さすがです。

 

ということで、楽しいだけの旅行にちょっと暗雲がたちこめてきたようですが、それもなんとか乗り越えて引き続き楽しい旅をしてほしいと願うばかりです。