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人生悲喜こもごも

演劇、哲学、うつ、人間関係など、日々感じたり考えたことを書きます。

うつ病は、家族にとってもとてもつらい病気だということを改めておもう

うつ

ぼくが具合が悪いと、それと連鎖するかのように嫁の機嫌もナナメになり、つらそうなのです。ぼくは常々、ぼくの落ち込んだ状態にいちいち嫁が反応してほしくないと思っています。

 

うつ持ちが落ち込むのは、普通のことであって、しいて言えば、おなかがすくのと同じように気分が落ち込むのであって、ぼくにとってはそれくらい日常的におこることで、そういううつと長々とつき合ってきたわけです。

 

しかし、近しい人や大事な人に、精神的に落ち込まれるというのは、ぼくが思っている以上に相手にとってはやはりしんどいものなんだなあと改めておもいます。

 

母がかつてぼくにこう言ったことがあります、

「なにがつらいって、あなたに落ち込まれることほどつらいことはない」

もう10年以上前に言われたことだと思いますが、気丈な母ですが、そう言われて、はっとさせられたことがあります。

 

5年前に一緒になった嫁にも、まあ同じことを言われており、彼女とはそんなに長い付き合いではないので、嫁自身がまだぼくのうつを受け入れきれていないところがあり、ぼくがうつで落ち込んでいるのを見るととても心配になるのだとおもいます、つらいのだとおもいます。その一方で、ぼくのこれは、いつものことだから、いちいち気にしてほしくないなあというという思いがぼくのほうにはあります。そうじゃないと気持ちよく落ち込めないじゃんという、なんだかおかしな事態になってしまうのです。

 

しかしまた一方で、嫁や母が病気になったり、落ち込んだりしているのを想像してみたら、やっぱりぼくもつらいよなあということに気が付いたのです。

やっぱり家族や伴侶の健康というのは本当に大事で、嫁がちょっとでもどこか具合が悪かったり、落ち込んでいたりすると、ぼくはすごく心配します。昨日も嫁が、最近目が疲れやすくて充血しているからと疲れ目の目薬つけていたのですが、ちょっと眼科に行って診てもらいたいときくと、とても心配だし、ちょっと薬を飲めばすぐ治るようにと、それが軽症であることを心から願わざるをえません。

 

病気されたらいろいろ困るということではなく、やはり彼女の健康が心配なのです、健康であってほしいのです。それは全く母にも言えることです。しかし母の場合もう年なので健康に害があってもおかしくはないとおもっていますが。

 

うつ病は本人がとても苦しい病気だし、自分で言うのもあれだけど、大変気の毒な病気ではあるけど、だけどそれと同じだけ、きっと自分を大事に思ってくれる人にとっても、それを見ているのは想像以上につらいことなのなのだろうなと改めて思いました。

 

うつ病は、うつ病当事者にとってもとてもつらい病気だけど、それに勝るとも劣らないくらい家族にとってもつらい病気なのだと言っても言い過ぎではないようにおもいます。

 

そんなことをあらためておもったのでした。