人生悲喜こもごも

演劇、哲学、うつ、人間関係など、日々感じたり考えたことを書きます。

内省

20年来の慢性うつ病者の悲願

おそらく慢性の精神疾患者の悲願は、自分の体験と苦労をなんらかの形で社会の役に立てたいということではないでしょうか。 ぼくは、中学のときの10か月間のいじめが原因で、抑うつ状態になり、大学まではなんとか入学したものの、2年生になるころには精神的…

人の個性が本来意味することとは?

人の個性は、その人の人間関係にあらわれるんじゃないかとおもっています。 個性と言っても、人間は「モノ」じゃないから、PCでいえば、CPUがいくつとか、メモリやハードディスクの容量とか画面の大きさとかそういった「属性(能力や特徴)」が個性をあらわ…

自分のことを大切にすることは難しい

自分を大切にすること、自分にやさしくすることは、なかなか難しいです。 ついつい自分のことだと、厳しく冷たくなっちゃうのです。悪意がめばえちゃうのです。 今年の初めにやった公演も、ちょっとでも悪い評価を聞かされると、もう目の前真っ暗になってし…

精神的価値が高いとはどういうことだろう?

自分は精神的価値が高い、そうおもいたいのです。 そんな憧れがあります。 なんででしょうね。うつもある、収入もない、現実的には何にもいいところがないから、せめて精神的にはいいところがあるとおもいたいのでしょうか。 精神的価値って、何かというと、…

努力信仰を手放すということ

ぼくはがんばることをいいことだと思っているのです。 10代20代は努力教の信者だったとおもいます。 努力さえすれば報われる、なんでもかなえられると思っていた時期があったのです。 10代はちょうど高校受験大学受験に巻き込まれて、まあぼくなりに受験勉強…

自信をつけるためには、自己卑下する癖を取る必要がある

自分の長所や人から評価されるのを受けとめるのがぼくは苦手なのですね。 この間の公演が終わった後、嫁がぼくをほめてくれました。「ここまでみんなをまとめて楽しくやれたのはKさんの力だよ」って。嫁も演劇グループのメンバーなのです。 ぼくは、ああそ…

結果重視で、不幸になっているわたし

結果よりもプロセス(過程)が大事だとよく言われる。 すごくよくわかるし、ぼくもそうしているつもり、、、だったんだけど、どうもぼくは結果をすごく重視する人間みたいなのです。 1月にぼくの主宰する演劇グループの公演がありました。1年近くかけて、稽…