人生悲喜こもごも

演劇、哲学、うつ、人間関係など、日々感じたり考えたことを書きます。

演劇

稽古場が取れてなかった!そんな時の窮余の策とは

きょうは演劇の稽古の日でした。 しかしぼくのミスで稽古場がとれていなかったのです。稽古場まできてそれが判明しました。 焦りました。 メンバーがどんどん集まってきて、ぼくは待ってもらって、ほかに稽古場がとれる場所がないか、思い当たるところには問…

慢性うつの悲しみと不安

きのうは、アマチュア劇団のの稽古の日でした。 こちらは隔週日曜日に稽古をしております。 ぼくは演出者という立場でやっているのですが、お休みの人がいたので、久しぶりに、読み合わせですが、代役をやりました。 短いシーンですが、なんだかんだで、40分…

セリフがうまい役者とは

演技のお話です。 セリフがうまい役者とは、文脈にあったニュアンスをセリフにのせて伝えることができる役者のことです。 同じセリフでも、文脈によって、ニュアンスは千変万化します。 ニュアンスの中には、意味、役のキャラクター、などが考慮されます。 …

社会人演劇の最大のメリット

社会人演劇もしくはアマチュア演劇のメリットについてはいろいろあるかとおもいますが、最大のメリットは、アマチュアだからこそ、「純粋」に芝居や芸術を、自己自身を追究できるところではないかとおもいます。 芝居をやる動機は、人それぞれだとおもいます…

はじめての演劇体験 小学校6年生、台本・演出・出演

ぼくのはじめての演劇体験のお話です。かなり昔の話です。30年くらい前の話です。 ぼくはその時、小学校6年生で、修学旅行を控えてました。その修学旅行のリクリエーションで、仲良し3人組で、寸劇をやることになっていたのです。 ところが、修学旅行当日は…

世阿弥が教える役者の究極の心構え

「稽古は強かれ、情識(じょうしき)はなかれ。」 これは室町時代の能の大成者、世阿弥の著作『風姿花伝』の中に出てくる一節です。ここでは役者の心構えを記しているのですね。 「稽古(勉強)はうんとしなさい、でも、自惚れてはいけないよ」という意味で…

自分のことを大切にすることは難しい

自分を大切にすること、自分にやさしくすることは、なかなか難しいです。 ついつい自分のことだと、厳しく冷たくなっちゃうのです。悪意がめばえちゃうのです。 今年の初めにやった公演も、ちょっとでも悪い評価を聞かされると、もう目の前真っ暗になってし…

俳優修業者にとって一番大事なこと

20代のころ、役者の養成所に通っていました。フリーの演出家が小人数でやっている私塾でした。 ぼくはというと入所したとほぼ同時にうつ病で精神科にかかることになったので、あんまりしっかりと稽古できず、出来の悪い塾生でした。そのときの演出家とは、演…

結果重視で、不幸になっているわたし

結果よりもプロセス(過程)が大事だとよく言われる。 すごくよくわかるし、ぼくもそうしているつもり、、、だったんだけど、どうもぼくは結果をすごく重視する人間みたいなのです。 1月にぼくの主宰する演劇グループの公演がありました。1年近くかけて、稽…

劇団四季の「ライオンキング」の感想

劇団四季の「ライオンキング」を観に行ってきました。 四季のミュージカルを見たのは、小学生のときだから、もう何十年も前のことになります。その時は「キャッツ」でした。面白かった。はじめての四季、はじめてのミュージカルに興奮したのを覚えています。…

うつ病者だけど演劇だけは続けてきたのです

未だに自分探しやってます。 自分が何をやるべきか今まさに考えています。 と同時に、それがまだ見つかっていない自分に、生計をたてられていない自分に、 恥を感じます。 もう人生の折り返し地点を過ぎてしまい、これから全く新しいことをやるのも難しいと…

演劇の公演をどう評価するか~アンケート回収率を目安にしてみる

ぼくはアマチュアの演劇活動をやっているのですが、今年のはじめ(つい3週間位前)に公演があって、きょうは反省会なのです。 反省会というと語弊があるのですが、まあ振り返りミーティングですかね。 ぼくは演出をやっていて、このミーティングにあたって、…